大正・昭和時代の趣を残す喫茶店が島原に新登場


昔ながらの町の風情を残す島原の大正建築をリノベーションし、今年1月オープン。ガラス張りの店頭に置かれた、大きな緑色のコーヒーミルが目印の喫茶店。カウンターは夫妻が特に大切にしている場所。店主と客、あるいは初対面の客同士の会話から生まれる温かなコミュニケーションや新しい発見を楽しむ2人の笑顔が、この店の魅力のひとつ。日常のひとときにふらっと訪れて、店主渾身の自家焙煎コーヒーを気軽に楽しんで。

コーヒースタンドで働く同僚として出会った店主夫妻の、コーヒー愛あふれるメニューが揃う。焙煎担当は夫の優さん。浅~中煎りをメインに、苦み、甘み、酸味をバランスよく兼ね備え、コーヒー本来の甘みを活かした焙煎を追求。シングルオリジンを数種類用意。妻の麻亜子さんは焼菓子担当。マフィンやスコーンなどコーヒーに合う素朴で優しい甘さの焼菓子をぜひ一緒に。モーニングプレートやクロックムッシュなどの軽食も。ドリップコーヒー550円、よもぎとあんこのマフィン360円

 

店主夫妻の笑顔とともに心地よいコーヒータイムを


経年の味わい深い壁や柱の傷などを活かしつつ、輝くエスプレッソマシンやコンクリートカウンターなど新しい要素を取り入れた店内は、コーヒーとレトロを愛する店主夫妻の個性にあふれている。小上がりに敷かれた座布団、昭和レトロなテーブルセット、そしてカウンター、思い思いの席で夫妻が丁寧に淹れるコーヒーをゆったりと堪能して。