琵琶湖疏水沿いに昨年秋オープンした純和風の甘味処
銀閣寺からほど近く、琵琶湖疏水沿いに昨年秋オープンした純和風の甘味処。築100年以上になる建物の佇まいをそのまま残しつつ、靴のまま椅子とテーブルで気軽に一服できる。
自慢のあんみつは、ぷるぷると柔らかな口当たりの寒天に感動
店の外に「あんみつ」の吊り下げ旗がはためく通り、イチオシメニューはあんみつ。クリームあんみつは、ぷるぷると柔らかな口当たりの寒天に感動。寒天は注文を受けてから切り分け、みずみずしさを逃さず独特の触感に仕上げている。また、敢えて形を残し、あずきの風味を際立たせて炊き上げた粒あんに、食感しっかり、わずかに塩味を効かせた赤えんどう豆、もちもちの白玉など、素材の味わいを活かしたおいしさが勢ぞろい。それを、すっきりとした甘みの黒蜜がまとめ上げる。トッピングのまんまる大きなアイスに思わず笑顔に。950円
大文字山登山や疎水散策がてら、静かに甘味を楽しむのも良さそう
正統派あんみつのほか、「特製抹茶あんみつ(1,000円)」もおすすめ。こちらには、通常のものより更に柔らかく仕上げた抹茶寒天を用い、わらびもちや抹茶アイスも載せたスペシャル仕様。緑がますます濃くなるこれからの季節、大文字山登山や疎水散策がてら、静かに甘味を楽しむのも良さそう。1人1オーダー要。すべてのメニューにほうじ茶付き。