蜜蝋を使い、フランスの伝統製法で焼き上げたカヌレ
まだ本格的なブームが起こる以前の2021年から、愛知県豊橋市でカヌレを焼いてきた人気カフェ「珈琲とカヌレ」が今年9月、満を持して京都に上陸。フランス・ボルドー地方の伝統的な製法を踏襲した、クラシックスタイルのカヌレが味わえる。
銅型に蜜蝋を極限まで薄く塗って焼き上げるカヌレは、カリッザクッという歯ごたえのある外側と、噛むとムッチリとした内側の食感の対比が楽しい。未精製の国産蜜蝋や平飼い卵、マダガスカル産のバニラビーンズやフランス産カソナードシュガー、甜菜糖など、よりすぐりの素材を使い、雑味のない柔らかな甘みに仕上げている。カヌレは全6種。ポップなルックスに、思わずきゅんとなる。まずは王道のプレーンタイプからぜひ。カフェラテ(ホット・アイスともに660円)をはじめとするコーヒーメニューには、京都「KAFE工船」のコーヒー豆を使用。あっさりとした他にはない味わいが、自慢のカヌレによく合う。Cannelé de Bordeaux(440~528円)
相手が居ても一人でも、カフェタイムを思いのままに過ごせる
カーブを多用し、ぬくもりのあるトーンの店内のあちらこちらに店の想いとセンスが光り、テラス席はペット同伴での利用も可能というのがうれしい。店内は全席にコンセントを設置。相手が居ても一人でも、カフェタイムを思いのままに過ごせる。