スペイン生まれ。にんにくのスープ「ソパ・デ・アホ」
三条西洞院でスペイン料理を提供するガストロバル。スペイン語で“にんにくのスープ”を意味する「ソパ・デ・アホ」は、内陸部で寒さが厳しいカスティージャ地方の伝統料理。生ハムで出汁をとったスープに、刻みにんにく、燻製のパプリカパウダー、チョリソー、クルトン状のパンを煮込み、卵を溶き入れて作る。最後の一滴まで旨味が詰まった体の芯から温まるスープ。刻みにんにくは、絶妙な火加減でカリカリになる寸前まで炒め、旨味を存分に引き出している。にんにくの強い香りは感じないが、豊かな風味が格別。生ハムや燻製のパプリカパウダーによる鰹節のような奥深い旨味も広がる。スペインで古くから伝わるスタミナ料理。ソパ・デ・アホ803円
モットーは「伝統料理をおいしく、美しく」
手作りのタパスや、店主が味に太鼓判を押すワインが、手軽に楽しめる。モットーは「伝統料理をおいしく、美しく」。いろんな料理を少しずつ食べるスペインの文化に倣って、スペイン全土の名物を豊富にラインナップしている。